2月 091998
 

釣りの世界には「釣りはフナに始まりフナに終わる」という格言?がある。パターン化の善し悪しは別としてある種真理を著した言葉ではある。欧米にもこうした言い回しや例えはあるのだろうか。

これを真似て「バイクはカブに始まりカブに終わる」という人がいる。カブ好きやカブが初めてのバイク体験であったヒトにとってこの言葉は耳に心地よい。

1970年代あたりにスクーターやソフトバイク(←死語)が全盛期をむかえるまで、原付は現在のように沢山の機種はなかった、統計をとったワケではないが、原付バイクの内でカブが占める割合は今よりもはるかに高かっただろう。ちなみに昨年の販売データからわたしが試算した原付に占めるカブの割合は14パーセント。ただし、カブはスクーターなどより耐久性が高いので、実際に走っている割合はもっと高いであろう。

また、ヘルメット装着義務が罰則付きで法制化されるまでは、無免許でバイクに乗ることはさほど珍しくなかった様だ。

こうした当時の状況下で初めてのバイク体験が、中学生の頃、家にあったカブを無免許で乗った事と云うのも想像に難くない。こうして70年代頃までの若者の多くが、最初のバイク体験をカブからはじめたのだろう。1950年代生まれの人たちか。

ただ、昨今はカブからバイク体験がはじまった人はそう多くはないだろう。しかし、運良くカブでバイクライフをスタートした人は、様々なバイクを体験してた後で再びカブを思い出してもらいたい。きっとカブ=フナであるかどうかが分かるだろう。

わたしのバイクライフの始まりは小学生当時、自宅に乗らずに放置してあったカブを分解した記憶にある。この頃から乗るよりいじる方が好きという、わたしのスタイルが始まったのかもしれない。

参考:スーパーカブは発売と同時に爆発的に売れ、発売翌々年の1960年には原付一種の全販売台数110万台の半分以上である60万台がスーパーカブだったそうだ。当時16歳として現在55歳くらいのオジサンの大半はカブでバイクライフを始めたのだろう。

Status: 1998-2-9作成

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