8月 152012
 

S95で微速度撮影中に途中で撮影が止まってしまう事が最近多く、色々と原因を探っていた。考えられたのは、ソフト(CHDK)側の問題や本体(シャッター)の不具合、直射日光下で密閉ケースに入れてしようする事による温度上昇、電源に関する接触不良等でした。何度もの検証でも原因の特定ができず、一時はカメラの機種変更も考えたが、ようやく改造した電源が怪しいという結論に達し、電源まわりを見直す事にした。

↑見直したのはこのダミーのバッテリー。これに付けた配線をカメラの外部に延ばし、それに大容量のバッテリーを接続していたのだが、バッテリー部分が合板製で精度が悪いため、撮影中に電池室内でわずかに動く事により接触不良を起こしていると思われる。これを使用しはじめて数ヶ月間は問題なく作動していたが、不具合が多発する様になったという事は、合板の部分が収縮したという事だろうか。

そこで今回はダミーバッテリーの材料に、S95のバッテリー自体を使う事にした。これなら寸法精度は万全だろう。しかし純正のバッテリーはキャノンのオンラインショップで4,725円。一方、サードパーティ製の非純正品は、Amazon.co.jpで送料込みで350円だったため迷わずこちらを採用。

作業するまで心配だったのがバッテリーの構造。ケースの部分とバッテリーの部分が分解できる構造なら、ケースの部分だけを利用すれば良いが、両者が一体化しているとバッテリーを切開しなければならない。リチウム電池の分解・・・聞くところによると、とても危険らしい。

作業に際しては事前に電池をS95がシャットダウンするまで使用して放電させた。しかし現物を分解してみると、ケースとバッテリーは別になっていて、それを外装を兼ねた粘着シートで包むというシンプルな構造。バッテリーに接続された端子の付いた基板を外し、ケースと共に利用。簡単な加工でダミーバッテリー化する事ができた。

基板に付けられたサーミスタ等の保護回路用電子部品をハンダこてで外して配線を付け、ケースの剛性を担っていたバッテリー本体の代わりに、爪楊枝を切って接着して補強。外装フィルムを元に戻せば中身の無いダミーバッテリーが完成。もちろん外したバッテリー本体は使用せず、安全に廃棄処分します。

このダミーバッテリー。本来ならキャノン純正のACアダプターキット:ACK-DC40のダミーバッテリーと、接続コネクタ付きの配線を利用するがベストなのだが7,875円。AC電源で運用するであれば入手したいのだが・・・

これで配線にまつわる接触不良の可能性は無くなったハズ。テストの結果は今のところ良好。トラブルが無くなると撮影に集中できる・・・って、撮影はセットするだけだが。

【追記】2012/8/16
ACアダプターキット:ACK-DC40の非純正品が、ebayで送料込み14ドルで売っていました。もちろん中国モノ。最初からこれの存在を知っていれば・・・

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