C100の車体

 

フレーム

フレームのサビや塗装の劣化も40年も経ったC100には仕方のないことです。これもひとつの「味」として楽しみましょう。ただ、これ以上のサビの進行を防ぐためにはワックス掛けは欠かせません。せいぜい磨いて(塗りたくって)やってください。普通のオートバイはパイプで構成されたフレームですがカブは薄板をプレスしたフレームなのでサビには強くありません。雨中でもかまわず乗るという方はフレーム各部の継ぎ目に水が溜まらない様、予防した方が良いかもしれません。具体的にはリアフェンダーの内側等の鉄板の継ぎ目や、折り返した場所を重点的に錆止め塗料を塗っておくのです。こうすれば長持ちすると思いますよ。それでもサビが酷くて・・・という方は板金、全塗装といったレストアの方向に行くのでしょうが、年相応にヤレた雰囲気も悪くはありませんよね。このあたりは各人の趣味や考え方の分かれるところです。

グリス

C100のフロントサスのピボット部やリアショックの上部には、グリスの注入口(グリスニップル)がありますので、定期的(適当)にグリスを注入してやりましょう。グリスの注入にはグリスガンが必要ですので、持っていないヒトはショップでやってもらうか、分解してグリスを塗り込みましょう。(安価なグリスガンは1000円程度です)もっとも、いくらグリスガンでグリスを押し込んでも、入って行かない事があります。長い年月で内部のグリスが硬化してしまい詰まっているのです。こうした時は分解して硬化したグリスを取り除くしかありません。あと、リヤショックには、グリスを入れすぎてはダメだそうです。また、1961年までのスピードメーターギアが左側に付いていて、ドラムと別ユニットになっているタイプには、ギアへの注油用のグリスニップルが付いていますが、ここへの注油が多すぎると、スピードメーターケーブルを伝ってグリスがスピードメーターまで上って行き、メーターの作動不良を引き起こす事があるそうです。ケーブルがスパイラルポンプになってしまうのですね。注意してください。このグリスニップル、1980年代中頃までのカブには装備されていましたがオイルシールが良くなってのでしょう、現在のカブには付いていません。

タイヤ

当初スーパーカブ専用品として造られた17インチのタイヤですが、現在ではどこでも手に入ります。ただし、その多くは実用車用のタイヤですのでグリップ性能よりも耐久性を重視したモノが多いようです。その中でミシュランのM35は比較的スポーツ指向のタイヤですので興味のある方は試してみてください。雰囲気重視で当時のパターンにこだわるのも良いですがくれぐれも安全には気をつけましょう。

ブレーキ

C100のエンジンは丈夫です。ガンガン回して楽しみましょう。ただし、先に書いた様に急激なエンジンブレーキには注意。ブレーキが効かないからエンジンブレーキを多用するというヒトはブレーキの清掃と調整、シューの交換等で性能向上に努めてください。初期型のC100を除いてシューは現行品が使えるハズ、その他にもキタコ等から純正品よりも良く効くシューが出ていると思います。

ドライブチェーンの調整

チェーンについても特に気にする様な事はありません。普通のカブと同じ扱いでOKです。サイズは420。前後のスプロケも現行カブの部品が使えるので、乗り方に合わせて歯数を変更してみるのも良いでしょう。

2000-02-01作成、2002-11-29改訂

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