5月 282014
 

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スーパーカブが特許庁から立体商標として認められたそうです。バイクはもとより、乗り物の形状が立体商標登録されるのは日本ではじめてとの事。

プレスリリース:「スーパーカブ」の形状が日本で立体商標登録認可 ~乗り物として初の快挙達成~」

立体商標(りったいしょうひょう)とは、立体的な形状からなる商標をいう。立体商標は、商品や商品の包装そのものの形状としたり、役務(サービス)を提供するための店舗や設備に設置することにより使用され、商品や役務の提供元を需要者に伝達し、他者が提供するそれらと区別するための標識としての機能を果たす(出所表示機能、自他商品識別機能)。立体商標と区別して、平面的な商標を「平面商標」とよぶことがある。

Wikipediaより

・・・何やら分かりにくいが、不二家のペコちゃん・ポコちゃん人形やKFCのカーネル・サンダースの立像、かに道楽の動くかにの看板などが立体商標だそうだ。

プレスリリースによると

1958年の生誕から50年以上の間、機能的な向上を図りつつも、一貫したデザインコンセプトを守り続けた結果として、デザインを見ただけでお客様にHondaの商品であると認識されるようになったことが特許庁の審査で認められ、立体商標登録に至りました。

・・・との事だが「デザインを見ただけでお客様にHondaの商品であると認識されるようになった」のは、実際にはC100が発売された1958年から数年の間だけだろう。

C100の爆発的な人気により、多くの競合メーカーがスーパーカブのデザインを真似た車両を売り出した事は、カブ好きなら誰もが知っている事だ。

スーパーカブの普及により、バイクに詳しくない人は「バーディ」や「メイト」を指して、スズキの「カブ」やヤマハの「カブ」と呼んだものである。

「デザインを見ただけでHondaの商品であると認識されるようになった」のは発売当初だけで、類似品が出た後は

「スーパーカブの様なバイクはスーパーカブであると“誤って”認識されるようになった」

というのが事実だろう。

いずれにせよ、爆発的な売り上げや類似品の氾濫、そしてカブの一般名称化は初代のスーパーカブ、C100のコンセプトとデザインが如何に優れていたかという事である。

C100のコンセプトは本田宗一郎が、そしてデザインは木村譲三郎氏がまとめたモノ。その木村譲三郎氏は本年の2月に他界されました。

「木村さん、素晴らしい乗り物をありがとうございます」