2月 152007
 

友人のオサダさんがF-1開催地のマレーシアのセパン・サーキットで見つけたカブです。(彼はここで行なわれた軽自動車の24時間!耐久レースに出場)一見普通のカブの様ですが、ホイールが何だかカッコイイですね。よく見るとスポークの張り方が違います。通常はタンジェント組みと言われる張り方ですが、これはラジアル組みの一種ですね。

タンジェント組みはスポーク同士が交差していて、衝撃や横方向の力に強いと言われています。それに対してラジアル組みは(タンジェント組みよりも)スポークの長さが短い分、軽量化できますが、衝撃や横方向の力に対しての強度は、タンジェント組みに劣ると言われていました。しかし、自転車競技の世界では、近年ラジアル組みのホイールが増えておりますので、ラジアル組みでも十分な強度が得られる様になったのでしょう。

自転車用のホイールのラジアル組みは、傘の骨の様に完全なラジアル(放射)状となっていますが、このカブのスポークは角度の付いた放射状となっていますね。これだと完全な放射状よりも衝撃に強いのでしょうか。それもとルックスの面からこの様にしたのでしょうか。

一見するとタンジェント組みのホイールを、こうしたラジアル組みに張り替えできそうに思えますが、オートバイ用のリム(ホイール)は、スポークの張られる方向に合わせてニップルの受け口(穴)が空けられていますので、ラジアル組みにはラジアル組み用に作られたリムが必要(のはず)です。

カブ系バイクの市場の大きい東南アジアでは、こうしたカスタムパーツが供給されているのでしょう。彼の地ではキャストホイールのカブも売られていますし、こうしたカスタムパーツも選択できるのは羨ましいかぎりです。どちらも日本にも輸入すれば売れそうですね。

Feb.2007