直訳ですと「世界のお気に入りのバイク、もう一度」でしょうか。日本ですと「世界中で愛されたバイクが帰ってきた!」あたりになるでしょうか。このバイクは・・・もちろんスーパーカブです。
日本では9月に発売される現代版のC100であるスーパーカブC125が、アメリカやヨーロッパでも販売されるのです。↓こちらはアメリカのホンダのサイトです。
以前はアメリカやヨーロッパでもスーパーカブは販売されていましたが、1980年代に販売されなくなりました。これは無段変速のトランスミッションを搭載したスクーターの躍進により、スーパーカブが駆逐されたためでしょう。
それらのスーパーカブの販売から撤退した先進各国に、ふたたびスーパーカブが新しい姿に生まれ変わって投入されるワケです。
これらの国々でスーパーカブに乗った経験のある方は、アメリカですと50歳代以上でしょうか。ヨーロッパですともっと上の世代になるかもしれません。
彼の地でスーパーカブC125がどの様な評価を得るのか。何台売れるのか・・・わたしの予想は「年配のお金持ちのアクセサリー的な用途」で「評価は高いが数は出ない」あたりではないかと思います。
◯USホンダのC125:THE WORLD’S FAVORITE MOTORCYCLE, AGAIN.
◯UKホンダのC125:IT’S SHOWTIME “Coming Soon & Concepts”
PS:好き嫌いや善し悪しは別ですが、この“THE WORLD’S FAVORITE MOTORCYCLE, AGAIN.”という言い回しは、トランプ大統領が言っている様に思えてなりません。“THE”という強い言葉ではじまり“AGAIN”というこちらも強い言葉で締められているからでしょうか。
自己ツッコミです→フロントフェンダーの先端に付いている第二種原動機付自転車の白い判別シールは、アメリカでは必要ないですよね。
よく見たら写真の右下にちゃんと“NON-U.S.MODEL” と表示されていました。
何台売れるかって・・・U.S. in limited quantitiesって書いてありますぞ!