こちらはモーターサイクリスト誌の1966(s41)年7月号に載っていた記事です。C100のオーナーでしたら、この記事のレベル程度まではご自身でメンテナンスできる様になりたいですね。リンク先にPDFファイルを置いてありますので、ご興味のある方はご覧ください。ちなみにスーパーカブはこの年にOHCエンジンのC50にモデルチェンジしました。
◯スーパーカブC100の自家整備(PDFファイル)
※個人の著作権は死後50年間有効ですが、法人の著作権は公表後50年間ですので、ここでの公開に問題は無いと思います。
追記:PDFファイルの最終ページに、ライラックの純正部品の販売店の広告が掲載されています。ライラックを製造していた丸正自動車製造株式会社は、この年の12月に清算されました。丸正自動車を興した伊藤正は、本田宗一郎が設立したアート商会浜松支店で働いた後に独立しました。興味のある方はウィキペディアの丸正自動車製造の項をご覧ください。
自家整備マニュアル拝見しました。
当時は、この位の事が出来ないとバイクには乗れなかったのだと思います。
バイクは、持って(入手)楽しみ、乗って楽しみ、見て楽しみ、磨いて楽しみ、話して楽しみ、そして触って(整備)楽しみですね。
サービスマニュアルとパーツリストのコピーを入手すれば、自家整備もより充実すると思います。
10年くらい前の多摩テック最後のカブミーティングで、TAKAOさんが点火時期調整を実演してくれました。薄い紙(レシートを使用)細長く切って、フライホイールの穴からポイントに挟み、引っ張りながらフライホイールを回して、外れた時とFマークを合わせるというものでした。
C102系やCM90・C200系は、ポイントやコンデンサーがカバーを外したところにあるので、ポイントギャップ調整や点火時期調整はしやすいですね。
C210様、コメントありがとうございます。
現代はメンテナンスフリー化がだいぶ進みましたが、当時のバイクはこうしたメンテナンスが必要だったのですね。
未舗装路が多ければエアクリーナーも汚れたでしょうし、ガソリンの品質も低くて、キャブの清掃が必要だったり、プラグのトラブルもあったのでしょう。
しかし、オイル交換が500kmごとに推奨されているのは驚きです。
現行のスーパーカブにグリースニップルはあるのでしょうか?